サクラ帝国

ビジュアルノベル、スマブラ、ゲーム雑記

うみルートクリア&感想(かなり辛口)

ALKA&Pocketがファンタジー色全開な鷹原羽未シナリオを担当しているため、それとは別にファンタジー色を抑えた、加藤うみとしてのシナリオが要望されてRBで追加された事は理解できる。がしかし、加藤うみの説明は鷹原羽未に依存しきっている為に加藤うみのパーソナルがぼやけ、シナリオ全体が加藤うみとの小話くらいの印象を拭えなかった。

また主人公は未成年ながら大人として振る舞おうとするが上手くいかず、うみに励まされて頑張る…といったくだりが後半展開されるがそれと水泳を絡める必要性はあまり感じられない。ALKAのようにうみのために頑張るが空回りして…の方が自然なのではないか。

うみルートに限った話ではないがサマポケは全体的に名前も立ち絵もないキャラで話を回しすぎて感情移入しにくい場面が多い。島民ABCとその子供達の喧嘩と仲直りを見せられても…。一方で静久ルートの主婦ABは同じ立場ながらキャラがしっかりと立っており他のメインキャラ達には出来ない役割をこなしていたと思う。

あと、うみの立場が立場なだけに扇情的なCGやシチュエーションが出ると冷めてしまう場面が時々あった。